バ美肉からRVC導入後についての話です。
しばらくゲーム配信を行っていたのですが、RVCの仕様上、自分の声を出した後に、
変換した声が出力されるので、少しラグが発生する。
このラグをどうにか調整することが出来ないか検証した記事となります。
過去の記事
RVCのラグ
私の場合だと、以下の設定値が丁度良さそうな感じです。ラグとしては1.75~2秒ほどです。
用語や設定については右記を参照。RVC_メインコントロールエリア
検証
CHUNKやEXTRAの値を変更することで、ボイス変換の精度が変わるようです。
下げる
ほぼリアルタイムに出力されるが、語尾を発音できなかったり、よく聞き取れない。
上げる
変換精度があがり、語尾まで聞き取りやすいが、出力まで時間がかかる。
使い分け
動画
声と映像は後から編集すれば良いので、ラグはそこまで気にしなくて良い。
配信
2秒程度までが限度。ゲームの展開状況によって声やコメントを拾うのに
ラグがありすぎるとテンポが悪く臨場感が出ないため。
OBSの調整
どんなにRVCで調整してもラグは発生してしまう。ラグは発生するものと受け入れてしまい、
OBS側で調整してみたらどうなるか検証してみた。
声が2秒程度ずれるのをふまえ以下を調整。
ゲームキャプチャ
映像系はゲームキャプチャのフィルタ>レンダリング遅延にて調整。
レンダリング遅延は1つあたり500msがMAX。
声が2秒(2000ms)ずれることをふまえ、4つのレンダリング遅延を作成。
音量
音量ミキサー>歯車マーク>オーディオの詳細プロパティ>デスクトップ音声(映像の音声)にて
「同期オフセット」を1800msに調整。
当初はそのまま2秒(2000ms)を設定していましたが、微妙に遅れていたため、1800msと調整。
その他、字幕ツールの出力も2秒(2000ms)へ遅延設定。
これらの調整でほぼ違和感なく自分の声と映像が同時に配信に成功。
バ美肉系の記事はこれでおしまいかな。